20日の歌舞伎鑑賞に先立ち、10時半からシニアユニバーシティからの参加者のための約1時間の解説が国立劇場伝統芸能情報館で開かれました。

今回の演目は、石川五右衛門に関する三作品のいわば良いとこどりを一つにまとめた ものでした。1851年に市川左団次が初演し、大正・昭和初期には初代中村吉右衛門が たびたび演じました。その後昭和30～40年代には、実川延若が演じました。

今回は、初代中村吉右衛門を二代目が継承し、序幕は、70年ぶり、三幕目第三場は、 90年ぶりの復活、大詰の第一場は、50年ぶりの上演という話題の作品でした。

中村吉右衛門は、ほぼ出ずっぱりの活躍でしたが、それ以上に義理の息子の尾上菊之 助が、重要な役で見事な活躍ぶりでした。

大悪党の物語なので、素直に感動はできませんでしたが、最後は、心を打つ場面があ りました。                    　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　    2018.12.20観劇               加藤　眞一報告

校友会役員及び班長理事各位

季節は猛暑日が続いた夏から夜になると鈴虫の声が涼しさを感じさせる秋に
移り変わった今日この頃会員の皆様にはお過ごしの事かと存じます。
さて、先日歌舞伎観劇の案内をお知らせしましたが、その時点は演目は未定と
なっていました。この度主催元より演目が決まったとの連絡がありましたので
お知らせ致します。

１．演目名　：　「増補双級巴（ぞうほうふたつどもえ）」　四幕九場
　　　　　　　　　　　－石川五右衛門（いしかわごえもん）ー
　　　　　　　　　　　中村吉右衛門宙乗りにてつづら抜け相勤め申し候

２．主な出演者　：　中　村　吉右衛門
　　　　　　　　　　中　村　歌　　六
　　　　　　　　　　中　村　又 五 郎
　　　　　　　　　　中　村　菊 之 助
          　　　　　中　村　錦 之 助
　　　　　　　　　　中　村　雀右衛門
　　　　　　　　　　中　村　東　　蔵ほか

※国立劇場ＨＰにアップされています。
> https://www.ntj.jac.go.jp/schedule/kokuritsu_l/2018/30121.html
※一部を参考資料として添付しましたので参照して下さい。

北１４期　加賀見　優